はんなり着物

はんなり着物

着物でお出かけしてみませんか?

あなたは着物をふだん着ますか?ほとんどの方は、着る機会がないと思っていらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも着物自体持っていないと言う方も多いでしょう。成人式の時に振袖を着て以来着ていないという声もよく耳にします。
しかし、良く考えてみると、着る機会がないのではなく、着る気持ちがないことが多いのです。着ようと思えばいくらでも着ることができることに気づいていないのです。仮に着物を持っていなくても、現在では手軽にレンタルすることもできます。また、高級な正統派の物ではなく、リユースショップでアンティークの物を手頃な値段で手に入れることも可能です。昔ながらの着方ではなく、今のファッションに合わせてアレンジすることもできるのです。雑誌などには、帯や帯留めに現代の小物を合わせて、魅力的な着こなしのお手本が載っていることもあります。おしゃれな洋服やドレスに決して負けない華やかさがあります。
現に、アンティークの物は、その良さが見直されて脚光を浴びています。現代風にアレンジする楽しさを知れば、きっと虜になるのではないでしょうか。もちろん、しっとりとした正統派の物も素敵ですが。
今まで、何かの集まりや同窓会、結婚式などワンピースやドレスを着ていたのなら、次は思い切って着物を着てみませんか?新しい魅力でみんなをアッと驚かせてみましょう。

着物の訪問着と付下げの違い

子供の入学式やパーティーなど気軽に着られる着物を訪問着と言います。似たような扱いをされる着物に付下げがありますが、反物の状態で巻かれていることが多いです。訪問着は仮絵羽にした状態で衣桁にかけたりたたんだりして売られています。広げると縫い目に関係なく1枚のキャンパスのように柄が施されています。付下げは反物なので柄が縫い目にかかることは避けられます。よって柄は飛び柄や小さくまとめられています。柄の位置はよく考えられており、実際に仕立てると裾や袖、肩などそれぞれで柄が反対にはなりません。大胆な柄がデザインされることはありませんが、小さなパーティーから演劇など訪問着では行きにくいシーンでも着ることができます。2種類の着物は価格も異なります。訪問着は作るのに手間暇がかかつので値段が高くなり、人件費をそれほど使わない付下げはリーズナブルな価格で提供されます。売り手にとっては反物の方が扱いやすいです。縫い目と柄を合わせないで仕立てることができます。訪問着は着物の形になるため売り手は神経をすり減らします。これらの違いから訪問着の方が格が高いという見方もありますが、実際に購入する時は用途に応じて選ぶのが良いです。


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2024/3/14 更新